1. Roblox StudioのCFrameとは
Roblox Studioには、CFrameという機能があります。CFrameはオブジェクトの位置と向きを表します。CFrameのPositionが位置を表し、Orientationが向きを表します。
以下では、ScriptでCFrameの値を変更し、オブジェクトの位置と向きを変更してみます。
2. 使用する機能と主なコード
【機能】
・Script(スクリプト)
【コード】
・CFrame
3. CFrameの簡単な使い方
まず、Roblox Studioを起動します。今回は、テンプレート「Baseplate」を使用します。
Partを適当な位置に設置します。
向きの変化を分かりやすくするため、Partを細長い形に変更します。
Anchorをクリックして、Partを固定します。
PartのプロパティからCFrameの値を確認します。
Partの中にScriptを追加し、以下のコードを記入します。
local part = script.Parent
part.CFrame = CFrame.new(5, 5, 5)
上記コードは、PartのCFrameの値を(5, 5, 5)に変更するものです。
では、実行してみます。
ゲーム内のPartの位置が変わっているのが分かります。
Partのプロパティを見ると、CFrameのPositionの値も変化しているのが分かります。
次は、Partの向きを変更してみます。
local part = script.Parent
part.CFrame = CFrame.new(5, 5, 5)
wait(10)
part.Orientation = Vector3.new(0, 90, 0)
上記コードは、10秒後にPartの向きが90度変わるようにしています。
では、実行してみます。
ゲーム内のPartの向きが変わっているのが分かります。
Partのプロパティを見ると、CFrameのOrientationの値も変化しているのが分かります。
4. まとめ
・CFrameでオブジェクトの位置と向きを変更できる
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