1. Roblox StudioのTweenとは
Roblox Studioには、Tweenという機能があります。Tweenを使うことで、オブジェクトにアニメーションをつけることができます。
以下では、Tweenを使用して、オブジェクトをある地点まで移動させてみます。
2. 使用する機能と主なコード
【機能】
・Script(スクリプト)
【コード】
・TweenService
・CFrame
3. Tweenの簡単な使い方
まず、Roblox Studioを起動します。今回は、テンプレート「Baseplate」を使用します。
Partを適当な位置に設置します。
Partの中にScriptを追加し、以下のコードを追加します。
local TweenService = game:GetService("TweenService")
local part = script.Parent
local goal = {}
goal.CFrame = CFrame.new(100, 0, 0)
「local TweenService = game:GetService(“TweenService”)」でTweenを使う準備をしており、変数goalにPartの最終的な位置を代入しています。
次に、以下のコードを追加します。
local TweenService = game:GetService("TweenService")
local part = script.Parent
local goal = {}
goal.CFrame = CFrame.new(100, 0, 0)
local tweenInfo = TweenInfo.new(10)
local tween = TweenService:Create(part, tweenInfo, goal)
「TweenInfo.new(10) 」は、10秒かけて移動するという意味です。それを変数tweenInfoに代入しています。
「TweenService:Create(part, tweenInfo, goal)」は、partが移動するオブジェクト、tweenInfoが移動にかける時間、goalが移動する地点を表しています。
最後に、以下のコードを追加します。
local TweenService = game:GetService("TweenService")
local part = script.Parent
local goal = {}
goal.CFrame = CFrame.new(100, 0, 0)
wait(10)
local tweenInfo = TweenInfo.new(10)
local tween = TweenService:Create(part, tweenInfo, goal)
tween:Play()
「tween:Play()」は「TweenService:Create(part, tweenInfo, goal)」を代入した変数tweenを実行することを表しています。※「wait(10)」はPartの移動を見やすくするために記述しています。
では、実行してみます。
Partが目的の位置まで移動しました。
4. まとめ
・Tweenを使用することでオブジェクトにアニメーションを追加できる
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