1. Roblox StudioのBall in Socketとは
Roblox Studioには、Ball in Socketという機能があります。Ball in Socketを使うことで、2つのオブジェクトを接続することができます。Ball in Socketは、2つのオブジェクトが接続された状態で回転や傾きを可能とします。
以下では、実際にBall in Socketを使用してみます。
2. 使用する機能
・Ball in Socket
3. Ball in Socketの簡単な使い方
まず、Roblox Studioを起動します。今回は、テンプレート「Baseplate」を使用します。
今回使用するRigid Constraintは、MODELタブの中のConstraintsにあります。
Ball in Socketを使用するために、Partを2つ用意します。
片方のPartをテーブルのように平たくします。
もう片方のPartを棒状にします。
この状態でBall in Socketをクリックします。
棒状のPartの先と、平らなPartの下側の面をクリックすることで、Attachmentが追加されます。
Attachmentの場所を微調整します。
棒状のPartのAnchorをオンにします。
平らなPartにあるAttachmentの場所を微調整します。
棒状のPartを平らなPartの真ん中下に設置します。
この状態でゲームをプレイしてみます。
プレイヤーが平らなPartに乗ると、そのPartが棒状のPartの先を軸に、回転したり傾いたりします。上記の動画では、平らなPartが動きすぎているため、Partの動く度合いを調節してみます。
BallSocketConstraintのプロパティにあるMaxFriction(最大摩擦係数)を大きくして、再度ゲームをプレイしてみます。
最大摩擦係数が大きくなったため、平らなPartが動きづらくなりました。
BallSocketConstraintのプロパティにあるUpperAngleを20に設定して、再度ゲームをプレイしてみます。
傾きの最大値が20度となったため、プレイヤーが平らなPartに乗っても、20度以上は傾かなくなりました。
4. まとめ
Ball in Socketを使用することで2つのオブジェクトを回転・傾きができる状態で接続します。
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