1. Roblox StudioのWaitForChildとは
Roblox Studioには、WaitForChildという機能があります。WaitForChildを使うことで、指定のオブジェクトの出現を待った後に取得することができます。
以下では、WaitForChildを使用して、プレイヤーに関するオブジェクトが表示された後にそのオブジェクトを取得します。
2. 使用する機能と主なコード
【機能】
・Script(スクリプト)
【コード】
・WaitForChild
3. WaitForChildの簡単な使い方
まず、Roblox Studioを起動します。今回は、テンプレート「Baseplate」を使用します。

はじめに、実行前のエクスプローラーを見てみます。

実行後のエクスプローラーを見てみます。

実行前には表示されなかったプレイヤーを表すオブジェクト(hide…)が表示されました。
このオブジェクトを取得するためのコードを書いてみます。
local player = workspace:FindFirstChild("hide…")
local humanoid = player:FindFirstChild("Humanoid")
print(player)
print(humanoid)
Workspaceの子要素にある「hide…」の取得を試みましたが、エラーとなりました。
実行後、数秒経ってから、「hide…」が表示されるため、スクリプトが実行されるタイミングでは、「hide…」がまだ表示されていなかったのかもしれません。
試しに、スクリプトの実行を10秒遅らせて、先ほどのコードを実行してみます。
Wait(10)
local player = workspace:FindFirstChild("hide…")
local humanoid = player:FindFirstChild("Humanoid")
print(player)
print(humanoid)
スクリプトの実行を遅らせた場合、正しく情報を取得できました。
指定のオブジェクトの出現を待機後に取得するWaitForChildを使っても同じ結果が期待できそうです。

WaitForChildを使った場合でも、正しく情報を取得できました。
4. まとめ
・WaitForChildを使用することで指定のオブジェクトの出現を待ってから取得できる




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