1. Roblox StudioのSet/GetAttributeとは
Roblox Studioには、Set/GetAttributeという関数があります。Set/GetAttributeを使うことで、指定のオブジェクトに属性を追加することができます。SetAttrebuteは属性の追加、GetAttrebuteは属性を取得する関数です。
属性は、オブジェクトに新たなプロパティを追加するようなものです。
以下では、Set/GetAttributeを使用して、Partのサイズを変更してみます。
2. 使用する機能と主なコード
【機能】
・Sctipt(スクリプト)
【コード】
・SetAttribute
・GetAttribute
3. Set/GetAttributeの簡単な使い方
まず、Roblox Studioを起動します。今回は、テンプレート「Baseplate」を使用します。
Partを適当な位置に設置します。
Partの中にScriptを追加します。
Scriptに以下のコードを記述します。
local part = workspace.Part
part:SetAttribute("partSize", Vector3.new(5, 5, 5))
print(part)
実行してみます。
「Part」と表示されました。
これは、変数partにPartが代入されているだけで、SetAttrebuteが関係しているようには見えません。
試しに、SetAttrebuteを含むコードを新しい変数partSizeに代入して、partSizeになにが代入されているかを確認してみます。
nilが返ってきました。partSizeにはなにも代入されていないようです。
SetAttrebuteが属性の追加、GetAttrebuteが属性の取得であれば、GetAttrebuteを使用して変数に代入すると良さそうです。以下のコードに書き換えて、実行してみます。
SetAttrebuteで追加した属性の値が表示されました。
SetAttrebuteとGetAttrebuteを使って、Partの大きさを変更してみます。
local part = workspace.Part
part:SetAttribute("partSize", Vector3.new(5, 5, 5))
part.Size = part:GetAttribute("partSize")
SetAttrebuteで属性を追加し、その属性をGetAttrebuteで取得し、その属性と値を変数に代入することで、Partの大きさを変更できました。
4. まとめ
・SetAttrebuteでオブジェクトに新たな属性を追加できる
・GetAttrebuteで追加した属性を取得できる
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