1. Roblox StudioのKillBrick(キルブリック)とは
Roblox Studioのゲームテンプレートの中にKillBrick(キルブリック)というオブジェクトがあります。このオブジェクトにプレイヤーが触れると、ダメージを受ける、または、ゲームオーバーとなります。アスレチックゲームに多く登場するオブジェクトです。
以下では、プレイヤーが触れるとゲームオーバー(死んでしまう)になるオブジェクトの作り方を説明します。
2. 使用する機能と書式
【使用する機能】
・Part(パーツ)
・Color(カラー)
・Script(スクリプト)
【書式】
・Parent
・Touched
・:connect()
・hit
・if ~ then ~
・:FindFirstChild()
・Health
3. KillBrickの簡単な実装方法
まず、Roblox Studioを起動します。今回は、テンプレート「Baseplate」を使用します。
「Part」をクリックし、適当な位置に設置します。
分かりやすくするために、色を変更します。
作成した「Part」を選択した状態で、「Color」の下矢印をクリックし、目立つ色を選びます。
分かりやすくするために、作成した「Part」の名前を「KillBrick」に変更します。
一度、この状態でゲームをプレイしてみます。
「KillBrilk」に触れても特に変化はありません。
プレイヤーが「KillBrilk」に触れたら、死んでしまうようにしてみます。
「KillBrilk」の中にScriptを追加して、以下のコードを貼り付けます。
script.Parent.Touched:connect(function(hit)
if hit and hit.Parent and hit.Parent:FindFirstChild("Humanoid") then
hit.Parent.Humanoid.Health = 0
end
end)
この状態でゲームをプレイしてみます。
以上のように、プレイヤーが「KillBrilk」に触れたら死ぬようになりました。
4. KillBrickのコード解説
「KillBrick」のコードを簡単に解説すると、以下になります。
script.Parent.Touched:connect(function(hit) -- スクリプトの親(KillBrick)に触れたら
if hit and hit.Parent and hit.Parent:FindFirstChild("Humanoid") then -- 触れたのが人間の場合
hit.Parent.Humanoid.Health = 0 -- その人間の体力を0にする
end
end)
以上のように、Partに上記のScriptを追加することで、プレイヤーが触れたら死んでしまうPartができます。
5. まとめ
・Roblox Studioで触れると死んでしまうオブジェクトを作成できる
・Scriptにプレイヤーが当たった場合の処理を書くことで実装できる
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