1. 動くブロックを作る方法
Roblox Studioで動くブロックを作る技術を身につけると、Obbyゲーム(障害物コース)のようなゲームで、もっと複雑なギミックを導入できます。今回、この技術を「Constraint」という機能を使って紹介します。
2. 使用する機能
・Constraint(Prismatic)
・Script
3. 手順
まず、Roblox Studioを起動します。今回は、テンプレート「Baseplate」を使用します。
以下画像のように、ブロックと球体のPartを設置します。
ブロックの方のAnchorをオンにします。
Constraintsをクリック、Createをクリックします。
Prismaticをクリックします。
Prismaticは、オブジェクトを指定の方向にしか動かせないように制限することができます。
ブロックの右側面をクリックすると、以下画像のようになります。
球体の左側をクリックします。そうすることで、球体を直線上でのみ動くよう制限されます。
先ほどの操作をすることで、自動的にPartの子要素にPrismticConstraintが追加されています。PrismticConstraintのプロパティを調整していきます。
ActuatorTypeをServoに、LimitsEnabledをオンにすることで設定できる項目が増えます。
UpperLimitを20に変更することで、動く範囲の上限が決まります。
Speedを10に変更することで、球体の動くスピードが変化します。
PrismticConstraintの子要素にScriptを追加して、以下のコード記入します。
local PrismaticConstraint = script.Parent
while wait() do
PrismaticConstraint.TargetPosition = PrismaticConstraint.LowerLimit
wait(5)
PrismaticConstraint.TargetPosition = PrismaticConstraint.UpperLimit
wait(5)
end
今回は、動く球体を強調するため、ブロックを見えなくしていきます。
ブロックのTransparencyを1にして、完全に透明にします。
また、衝突判定をすべてオフにします。
この状態でゲームをプレイしてみます。
上の動画のように、球体が左右に行ったり来たりすれば成功です。
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