1. Roblox StudioのSurfaceGui(サーフェイスジーユーアイ)とは
Roblox Studioでは、SurfaceGUI(サーフェイスジーユーアイ)を使うことで、3Dモデルの表面を編集することができます。例えば、3Dゲームに設置されている看板などの3Dモデルの表面にテキストやイラストを描くことができます。
以下では、SurfaceGUIを使用して3Dモデルの表面にテキストを記入する手順を説明していきます。
2. 使用する機能
・SurfaceGui(サーフェイスジーユーアイ)
・Part(パーツ)
・View Selector(ビューセレクター)
・TextLabel(テキストラベル)
3. SurfaceGuiの簡単な使い方
まず、Roblox Studioを起動します。今回は、テンプレート「Baseplate」を使用します。
次に、3Dモデルを用意します。
「Part」から「Brock」をクリックします。
作成したPartを適当な場所に移動させます。
Partの大きさを変更します。
画面右上にある「View Selector」の「Top」をクリックします。
すると、上から見下ろした視点になります。
作成したPartに視点を合わせたいため、Partを選択した状態で右クリックし、「Zoom to」をクリックします。※選択した状態で「Fキー」でも可
作成したPartがズームされました。この表面にテキストを記入していきます。
作成したPartのプラスマークをクリックをクリックします。
「SurfaceGui」をクリックします。
同様に、「SurfaceGui」の中に「TextLabel」を設置します。
この状態で、一度Partを確認してみましょう。
なにも変化がありません。視点を少しずらして、Partの側面を確認してみます。
Partの側面(Front側)にLabelという文字がありました。つまり、「SurfaceGui」と「TextLabel」がPartのFront側に設置されていると分かります。
「SurfaceGui」をPartのTop側に設置する必要があります。
「SurfaceGui」のプロパティの中にある「Face」をFrontからTopに変更します。
すると、PartのTop側にLabelという文字が設置されました。しかし、PartのTop側表面の一部分にしか表示されていません。これを表面全体に表示されるようにしてみます。
「TextLabel」のプロパティの中の「Size」を確認します。その中の「X」の「Scale」「Offset」、「Y」の「Scale」「Offset」をそれぞれ「1」と「0」に変更します。
すると、PartのTop側表面全体に適用されました。しかし、文字が小さすぎて見えません。文字の大きさを変更してみます。
「TextLabel」のプロパティの中の「TextSize」を「100」に変更します。すると、文字が大きくなりました。次は、文字の内容を変更してみます。
「TextLabel」のプロパティの中の「Text」を「スタート」に変更します。Labelからスタートに変更できました。しかし、文字の向きが適切でないため、読みづらいです。
文字の向きを変更してみます。
「TextLabel」のプロパティの中の「Rotation」を「-90」に変更します。文字の向きが90度回転し、適切な向きになりました。
最後にゲームをプレイしてみます。PartのTop側表面に文字が正しく記入されています。
以上のように、PartにSurfaceGuiとTextLabelを追加することで、Partの面に文字を記入することができます。
4. まとめ
・SurfaceGUI(サーフェイスジーユーアイ)を使うことで3Dモデルの表面を編集できる
・SurfaceGuiとTextLabelを使うことで3Dモデルの表面に文字を記入できる
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