【Roblox Studio】関数を使ってみよう【how to function】

1. Roblox Studioのfunction（関数）とは
2. 使用する機能と主なコード
3. function（関数）の簡単な使い方
4. まとめ

1. Roblox Studioのfunction（関数）とは

Roblox Studioには、function（関数）という機能があります。関数は、特定のタスクを実行するコードを記述し、任意のタイミングで呼び出すことができます。関数を使用することで、同じコードを何度も書かずにすみます。

以下では、プレイヤーがあるPartに触れたときのタスクを関数に記述し、その関数を呼び出してみます。

2. 使用する機能と主なコード

【機能】
・Script（スクリプト）

【コード】
・function（関数）

3. function（関数）の簡単な使い方

まず、Roblox Studioを起動します。今回は、テンプレート「Baseplate」を使用します。

Partを作成し、適当な場所に設置します。

Partの中に「Script」を追加し、以下のコードを記述します。
※関数が実行されたことを分かりやすくするコードのため、詳細説明は省きます。

local part = script.Parent  
local surfaceGui = Instance.new("SurfaceGui") 
surfaceGui.Parent = part 
surfaceGui.Adornee = part
surfaceGui.Face = "Top" 
local tl = Instance.new("TextLabel") 
tl.Size = UDim2.new(1, 0, 1, 0) 
tl.Parent = surfaceGui 
tl.BackgroundColor3 = Color3.new(1, 0, 0)

この状態で実行すると、Partの表面が赤色に変化します。

関数を使って、このPartに触れたら色が変化するコードを記述してみます。
まずは、からっぽの関数を作ってみます。

local function onTouch() 
　　　--からっぽ
end

「onTouch」という名前の関数ができました。
中身を記入していきます。

local function onTouch() 
	tl.BackgroundColor3 = Color3.new(0, 0, 0) 
end

関数「onTouch」が実行されたら、「変数tlの背景色が黒色に変化する」というコードを記述しました。

Partに触れたら、関数「onTouch」を実行するコードを記述します。

local function onTouch() 
	tl.BackgroundColor3 = Color3.new(0, 0, 0) 
end 

part.Touched:Connect(onTouch) --Partに触れたら、関数「onTouch」を実行

以上をまとめると、以下のコードになります。

この状態でゲームをプレイしてみます。

プレイヤーがPartに触れるとPartの色が変化しました。
しかし、プレイヤーがPartから離れても色が変化したままです。
プレイヤーがPartから離れた場合の関数も用意してみましょう。

local function onTouch()  --触れた場合
	tl.BackgroundColor3 = Color3.new(0, 0, 0) 
end 
part.Touched:Connect(onTouch)

local function onTouchEnded(otherPart)　--離れた場合 
	tl.BackgroundColor3 = Color3.new(1, 0, 0) 
end
part.TouchEnded:Connect(onTouchEnded)