1. Roblox StudioのCustomPhysicalPropertiesとは
Roblox Studioには、CustomPhysicalPropertiesという機能があります。CustomPhysicalPropertiesを使うことで、オブジェクトの質量や反発係数などを調整することができます。
以下では、CustomPhysicalPropertiesにある複数の項目の値を変更して、違いをみてみます。
2. 使用する機能
・CustomPhysicalProperties
3. CustomPhysicalPropertiesの簡単な使い方
まず、Roblox Studioを起動します。今回は、テンプレート「Baseplate」を使用します。
球体のPartを適当な位置に設置します。
設置したPartのプロパティにあるCustomPhysicalPropertiesにチェックをつけます。
CustomPhysicalPropertiesを開くと、項目が新たに5つ表示されます。
代表的な3つの単語の意味は、以下となります。
Density:密度
Elasticity:弾性力
Friction:摩擦係数
初期設定の状態でプレイしてみます。
特に違和感なくPartが転がっていきました。
以下では、各項目を変更して、プレイしてみます。
Density
Density(密度)を大きくして、プレイしてみます。
Partの密度が大きくなり、質量が増えたため、初期設定時より動きづらくなっているように感じます。
Elasticity
Elasticity(弾性力)を小さくして、プレイしてみます。
Partの弾性力が小さいため、あまりバウンドせずに留まりました。
ElasticityとElasticityWeightを大きくして、プレイしてみます。
Partの弾性力が大きいため、バウンドし続けました。
Friction
Friction(摩擦係数)を変更するまえに、環境を整えます。
Partを2つ用意し、1つは床、もう1つは立方体にします。
2つのPartのFrictionとFrictionWeightを小さくして、実行してみます。
2つのPartの摩擦係数が小さいため、立方体のPartが氷の上を移動しているかのように、滑っていきました。
2つのPartのFrictionとFrictionWeightを大きくして、実行してみます。
2つのPartの摩擦係数が大きいため、立方体のPartは先ほどのように滑らず、転がるように移動しました。
4. まとめ
・CustomPhysicalPropertiesの各項目を変更することでオブジェクトの質量や弾性力や摩擦係数を調整できる
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