【Roblox Studio】Watchウィンドウの紹介【デバッグツール③】

Debug

1. Watchウィンドウの表示方法とその機能

本記事では、デバッグの際に使用するWatchウィンドウの表示方法と機能の一部を紹介します。

2. 使用する機能

・デバッグツール
・Watchウィンドウ
・Script

3. 手順

まず、Roblox Studioを起動します。今回は、テンプレート「Baseplate」を使用します。

Watchウィンドウを表示させていきます。
画面上部の「VIEW」をクリックし、以下画像の指定した部分をクリックします。

すると、Watchウィンドウが表示されます。

Watchウィンドウを使用する準備をしていきます。
Scriptを追加して、以下のコードを記入します。

local score = 0

local function addPoints(points)
    score = score + points
    print(score)
end

addPoints(10)

1行目にブレークポイントを設置します。

この状態で実行します。
すると、以下画像のように、Watchウィンドウにデータが表示されます。

ステップインを行って、1行目の「local score = 0」を実行すると、Watchウィンドウに「score」が追加されます。この段階では、「score」に「0」 が代入されているため、Valueの項目に「0」と記入されています。

さらに、ステップインを行うと、関数のaddPointsが追加されたり、

関数の引数が追加されたり、

変数(score)の値の変化(0→10)を確認できたりします。

このように、Watchウィンドウはステップインなどでコードを実行しながら、変数の値をリアルタイムで確認することができます。デバッグ中に変数の値がどのように変化していくかを視覚的に追跡することで、バグの原因を素早く特定できます。

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