1. Roblox StudioのValuesとは
Roblox Studioには、Valuesという機能があります。Valuesを使うことで、数値や真偽値などのデータをエクスプローラー上で扱うことができます。
以下では、実際にValuesを使用してみます。
2. 使用する機能
・BoolValue
・IntValue
・NumberValue
・StringValue
・Vector3Value
・BrickColorValue
・CFrameValue
・Color3Value
3. Valuesの簡単な使い方
まず、Roblox Studioを起動します。今回は、テンプレート「Baseplate」を使用します。
今回使用する各Valueは、Explorerのプラスボタンから追加することができます。
各Valueを使用するための準備をしていきます。
まず、Partを1つ設置します。
Partの中にScriptとConfigurationを追加します。
以下から、各Valueを試していきます。
BoolValue
BoolValueは真偽値を保持することができます。
Scriptに以下のコードを記入することで、BoolValueを使用して、PartのAnchoredにチェックを付けることができます。
PartのAnchoredにチェックがついていない状態でゲームをプレイしてみます。
すると、BoolValueのValueが適用されるため、PartのAnchoredにチェックがつきました。
IntValue
IntValueは整数値を保持することができます。
整数ではない値を記入すると、エラーになります。
IntValueのValueに1を記入します。
Scriptに以下のコードを記入することで、IntValueを使用して、PartのTransparencyの値を変更します。
ゲームプレイ前のPartのTransparencyは0となっています。
この状態でゲームをプレイすると、IntValueのValueが適用されるため、PartのTransparencyが1になりました。
NumberValue
NumberValueは小数点を含む数値を保持することができます。
IntValueの場合とは異なり、Valueに0.8という整数値でない値を記入してもエラーになりません。
Scriptに以下のコードを記入することで、NumberValueを使用して、PartのTransparencyの値を変更します。
この状態でゲームをプレイすると、NumberValueのValueが適用されるため、PartのTransparencyが0.8になりました。
StringValue
StringValueは文字列を保持することができます。
今回は、PartのMaterialの選択項目にあるDiamondPlateをValueに記入します。
Scriptに以下のコードを記入することで、StringValueを使用して、PartのMaterialの値を変更します。
この状態でゲームをプレイすると、StringValueのValueが適用されるため、PartのMaterialがDiamondPlateになりました。
BrickColorValue
BrickColorValueはBrickColor値を保持することができます。
今回は、Toothpasteという値にします。
Scriptに以下のコードを記入することで、BrickColorValueを使用して、PartのBrickColorの値を変更します。
この状態でゲームをプレイすると、BrickColorValueのValueが適用されるため、PartのBrickColorがToothpasteになりました。
Color3Value
Color3ValueはColorの値を保持することができます。
Scriptに以下のコードを記入することで、Color3Valueを使用して、PartのColorの値を変更します。
この状態でゲームをプレイすると、Color3ValueのValueが適用されるため、PartのColorが以下の画像のように変更されました。
Vector3Value
Vector3ValueはVector3の値を保持することができます。
今回は、Valueを「5,5,5」に設定します。
Scriptに以下のコードを記入することで、Vector3Valueを使用して、PartのSizeの値を変更します。
この状態でゲームをプレイすると、Vector3ValueのValueが適用されるため、PartのSizeが「5,5,5」に変更されました。
CFrameValue
CFrameValueはCFrameの値を保持することができます。
今回は、ValueのPositionを「3,3,3」に設定します。
Scriptに以下のコードを記入することで、CFrameValueを使用して、PartのPositionの値を変更します。
この状態でゲームをプレイすると、CFrameValueのValueが適用されるため、PartのPositionが「3,3,3」に変更されました。
コメント