1. Roblox StudioのDepthOfFieldEffectとは
Roblox Studioには、DepthOfFieldEffectという機能があります。DepthOfFieldEffectを使うことで、ゲーム画面のどこにピントを合わせるかの調整ができます。
以下では、実際にDepthOfFieldEffectを使用してみます。
2. 使用する機能
・DepthOfFieldEffect
3. DepthOfFieldEffectの簡単な使い方
まず、Roblox Studioを起動します。今回は、テンプレート「Baseplate」を使用します。
DepthOfFieldEffectはLightingの中にあります。
初期設定の状態では、以下の画像のようになります。
DepthOfFieldEffectの効果を分かりやすくするため、画像が貼り付けられたPartを異なる距離に設置します。
以下画像のように、DepthOfFieldEffectのプロパティの各項目を0にしてみます。この状態では、特に違和感なく、画像を見ることができます。
FarIntensityとNearIntensityをMax(1)にすると、ゲーム画面全体にぼかしがかかります。
これは、FarIntensityとNearIntensityがそれぞれ遠い・近い距離のぼかし具合を調整する項目だからです。
FocusDistanceを大きくすると、ゲーム画面の一部にぼかしがかからない場所ができました。
これは、FocusDistanceがピントが合うカメラからの距離を指定しているからです。今回は、FocusDistanceを16に設定しているため、カメラから16の距離にある場所がはっきり見えるようになりました。
FocusDistanceの値が16でプレイヤーのいる範囲がはっきり見えるようになったということは、この値を大きくすることで、プレイヤーより遠い距離にある画像がはっきり見えるようなりそうです。
FocusDistanceをさらに大きくしたときの画像が以下になります。遠い距離にある画像がはっきり見えるようになりました。
InFocusRadiusを大きくすると、ゲーム画面全体のぼかしがなくなりました。
これは、InFocusRadiusがピントの合う範囲を指定しているからです。
NearIntensityを小さくすると、近い距離のぼかしが弱くなります。以下の画像では、近い距離にいるプレイヤーははっきり見えるのに対して、遠い距離にある画像はぼかしがかかった状態でいます。
FarIntensityを小さくすると、遠い距離のぼかしが弱くなります。以下の画像では、遠い距離にある画像ははっきり見えるのに対して、近い距離にある画像はぼかしがかかった状態でいます。
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