1. 3つの機能について
本記事では、AnimationEditorを用いて、アバターのアニメーションを作成し、Timeline Unit・Frame Rate・Playback Speedの各設定項目に焦点を当て、それぞれの機能と利用方法を実例を交えて説明していきます。
2. 使用する機能
・AnimationEditor
・Timeline Unit
・Frame Rate
・Playback Speed
3. 手順
まず、Roblox Studioを起動します。今回は、テンプレート「Baseplate」を使用します。
アバターを用意しましょう。「AVATER」タブから「RigBuilder」をクリックし、「Generate Rig」を選択。次に「Block Avatar」をクリックして、アバターを追加します。
すると、以下画像のようなアバターが追加されます。
「AVATER」タブから「AnimationEditor」をクリック。「AnimationEditor」ウィンドウが表示されます。
ここで先ほど追加したアバターをクリックし、アニメーション名を入力して”Create”をクリックします。
アバターの左腕をクリックし、赤色の円を動かすことで、アームを動かすことができます。
今回は、左腕を上げるアニメーションを作成してみましょう。左腕を動かすと、キーフレームが追加されます。
青いラインを動かして、左腕の角度を調整し、キーフレームを追加します。「Animation Editor」の再生マークをクリックして、動作を確認しましょう。
では、本題の「Timeline Unit」、「Frame Rate: ○○ fps」、「Playback Speed: 1x」の設定を見てみましょう。「Animation Editor」ウィンドウの右側の歯車マークをクリックすると、これらの項目が表示されます。
Timeline Unitには「Seconds:Frames」と「Frames」の2つの項目があります。Seconds:Framesに設定した状態で、「Frame Rate」を「30 fps」にします。
Animation Editorの以下画像部分を確認し、「0:25/1:00」にします。すると、青いラインが以下画像の位置に移動します。ここで、Timeline Unitの「Second:Frames」と「Frame Rate: 30 fps」の意味を確認します。「Second:Frames」は「秒:フレーム数」という意味で、「Frame Rate: 30 fps」は1秒を30フレームに分割するという意味になります。つまり、今回の「0:25/1:00」は、1秒間を30フレームに分割し、25番目のフレームを表しています。
「Frame Rate」を「60 fps」に変更し、「0:50/1:00」に設定すると、1秒を60フレームに分割し、50番目のフレームを指します。「Frame Rate」を高く設定することで、より細かいキーフレームを配置でき、複雑なアニメーションを作成できます。
Timeline Unitを「Frames」に変更すると、秒数が表示されず、フレーム数のみが表示されます。
最後に、「Playback Speed」の項目を変更し、Animation Editorの再生マークをクリックします。Animation Editor上でアニメーションが設定した倍速で動作します。
この記事を通じて、Timeline Unit・Frame Rate・Playback Speedの設定項目について見てきました。これらの知識を活かして、アニメーション作成の幅を広げ、ゲームに多彩な動きを取り入れてプレイヤーの体験を豊かにしましょう。
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